思わず鼻をつまみたくなる、その強烈な口臭は歯周病が原因かもしれません。当サイトでは、歯周病を予防するオーラルケアグッズを紹介しています。

歯周病のリスク

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歯周病になりやすくなるリスクとして、不充分な口腔ケアが一番にあげられますが、その他にも様々なリスクがあります。おおよそ次のようなリスクが考えられます。


【甘いもの】

砂糖などの甘味料をたくさん食べる人は、それだけ歯肉の炎症がおこりやすくなります。糖分は細菌のエネルギー源になって、歯のエナメル質を溶かしてしまうからです。


【加齢】

歳をとるとある程度歯周病にかかりやすくなります。歳をとることで体の免疫力が落ち、歯周病の症状を悪化させる場合があります。しかし、加齢がすべての歯周病のリスクという訳ではありません。


【喫煙】

歯周病になりやすくなる最も大きなリスクが喫煙だと言われています。タバコの煙には200種類以上もの有害成分を含んでおり、この有害成分が、末梢血管を収縮させるなど、歯や歯周組織に悪影響を及ぼします。タバコを吸い続けることで、喫煙者の歯周病になる確率は、タバコを吸わない人に比べて4倍も高くなると言われています。また、タバコを吸っている人ほど歯周病の進行が早くなり、思うような治療効果も上げられません。対策としては、禁煙する以外に方法はありません。


【遺伝と環境】

遺伝と歯周病の関係について詳しいことは分かっていませんが、遺伝によって歯周病が発生しやすくなる現象は確認されています。家族に歯周病罹患者がいる場合は、口の中の衛生状態に関して、より厳重な注意が必要です。特に、妊娠を望む女性、現在妊娠している女性は、生まれてくる子供に悪影響を及ぼさないためにも、更なる注意が必要です。


【メタボリックシンドローム】

肥満の人は、歯周病にかかりやすく、しかも重症化しやすくなります。それは、肥満の人の内臓脂肪から出る炎症性物質(サイトカイン)と歯周病菌からの炎症性物質がインシュリンの働きを弱める(糖尿病)からと言われています。




【糖尿病】

糖尿病になると、感染症に対する抵抗力や代謝機能が低下するので、歯周病の進行を早めるリスクになります。また、糖尿病患者は血糖値が高くなると唾液が出にくくなることがあり、このことがプラーク(歯垢)の増殖を加速させ、結果的に歯周病の進行を早めます。


【薬物】

不充分なプラークコントロールと一部の薬物が重なった場合に、歯周病に対してリスクになります。次の薬物は唾液の分泌量を抑える働きがあり、プラーク(歯垢)の増殖を加速し、結果として歯周病の進行を早めることがあります。

  1.降圧剤
    α1遮断薬(プラゾシン)、Ca拮抗薬(ニフェジピン、ニカルジピン、ジルチアゼム、     ベラパミル)

  2.副交感神経遮断薬
    抗不安薬、向精神薬、パーキンソン病治療薬、塩酸トリヘキシフェニジル

  3.抗ヒスタミン薬
    プロメタジン

  4.副腎皮質ホルモン薬
    酢酸ヒドロコルチゾン

  5.抗ガン剤
    シスプラチン

  6.X線造影剤
    イオトロラン

対策としては、医師に相談して、唾液の分泌量を抑えない薬に変えてもらうこともひとつの方法です。また、食事の時はゆっくりとよく噛むことも大切です。


【骨粗鬆症(こつそしょうしょう)】

骨粗鬆症と歯周病の明確な関連性は分かっていませんが、骨粗鬆症になると骨密度が下がり、歯槽骨の密度も下がるので注意が必要です。


【女性特有のリスク】

女性の場合、妊娠、出産などが歯周病に対するリスクになる場合があります。歯周組織に特に影響のある時期でいうと、思春期、妊娠時、更年期に区別されます。

(思春期)

初潮を迎える時期に女性ホルモンのバランスが変化して女性ホルモンの量が増えます。そうなると血液の流量が増えて歯肉の炎症が起きやすくなります。プラーク(歯垢)の繁殖を促し、歯周病を進行させる危険性が増えてきます。しっかりとしたプラークコントロールが必要です。

(妊娠時)

女性は妊娠するとホルモンのバランスが大きく変化します。特に、妊娠初期から中期にかけて歯肉炎が悪化する可能性が高くなります。適切なプラークコントロールが大切ですが、妊娠性エプーリス(歯肉腫)ができた場合、母子感染を防ぐためにも、歯科医院での検査・処置が必要になります。

(更年期)

更年期障害や骨粗鬆症の治療薬のエストロゲンが歯肉炎を引き起こすきっかけになります。歯科医院での検査・処置が必要です。


【ビタミンの過不足】

ビタミンは必要な栄養素ですが、不足しても多すぎても歯周病に対するリスクになります。ビタミンが不足する原因は、食生活の乱れ、不規則な生活、ウィルスなどの感染症、内的な疾患などがあげられます。サプリメントの濫用によるビタミン過剰にも気をつける必要があります。


【歯ぎしり・食いしばり】

「歯ぎしり」や「食いしばり」は、歯茎を痛める原因となり、歯周病に対するリスクになります。「歯ぎしり」や「食いしばり」をすることで想像以上の強い力が歯にかかっているのです。特に、歯茎に炎症が起きているところに、「歯ぎしり」や「食いしばり」の強い力がかかると、歯周組織の破壊を早めることにもなります。「歯ぎしり」や「食いしばり」の対策として、ナイトガードというマウスピースの矯正器具があります。歯にすっぽりとはめるソフトタイプ、歯のかみ合わせ部分にだけはめるハードタイプがあります。詳しくは、歯科医院で相談してみるといいでしょう。


【ドライマウス】

ドライマウスとは、口腔乾燥症のことで、口の中が乾いてしまう病気です。口の中が日常的に乾いてしまうと、細菌が繁殖しやすくなり、歯周病のリスクになります。糖尿病、腎疾患、加齢、血圧降下剤、抗鬱病薬などが複合的にからみあって唾液の分泌を妨げてしまいます。よく水分をとることと、よくかんで食べることが対策となります。歯科医院での口腔検査と原因となっている疾患を早く治すことが必要になります。


【睡眠不足・過労・ストレス】

病気になっていなくても、ストレスがたまっていると唾液の分泌が抑えられ、歯周病になりやすくなります。また、長期間大きなストレスにさらされることで体の免疫力が低下して歯周病を悪化させることになります。充分な睡眠と適度なストレス解消を心がけましょう。


【医者嫌い】

自分でどんなに気をつけて歯磨きをしていても、どうしても取り除くことができないプラーク(歯垢)や歯石ができてしまいます。特に、プラーク(歯垢)のかたまりであるバイオフィルムや歯石はブラッシングでは取り除くことはできず、歯科医院で除去してもらう必要があります。定期的に歯科医院を受診していないことは、それだけ歯周病になる可能性が高まることを意味します。


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